64.平成16年度定期総会

総務委員会
 東北地質調査業協会の平成16年度定期総会は、平成16年5月19日(水)に仙台市内の「ホテル白萩」に於いて開催されました。会員総数91社の内、出席62社と委任状29社で過半数以上の出席が得られ、ここに総会成立を併せて報告致します。

 定期総会は平成15年度の事業活動と収支報告、平成16年度の事業計画案と予算案の審議及び会費見直しに向けての調査依頼が主な内容であり、その他として「技術フォーラム05」へ向けての取り組み方法が議題として上程され、審議の結果、承認されました。以下に概要を報告致します。


1.奥山理事長挨拶

 業界を取り巻く環境は、依然として厳しい状況にあるが、国内の景気回復の兆しが見られ、今後も順調に回復されることを望んでいる。山形県内では公正取引委員会から排除勧告が出されており、その対応が行われている。全地連でも、倫理綱領を策定してコンプライアンスに関しての取り組みを強化しており、会員各位も遵守していただきたい。

 また、全地連では各種情報を会員各位に提供しており、日常業務や経営改善に役立てていただきたい。

 東北地質調査業協会での今後の取り組みとして、次の2点が緊急の課題であるが、本日は平成16年度の事業計画も審議されますので、会員各位のご協力をお願い致します。

1 )2005年度には「技術フォーラム」を東北(仙台市)で開催することを要望されている。そのための企画委員会を立ち上げるので、実行委員会設置や各部会設置の場合には、ご協力をお願いしたい。

2 )当協会における「倫理綱領」の策定を行い、その周知を会員各位に図っていただきたい。

2.議事

議 長:
奥山理事長
議事録署名人:
株式会社キタック    相田 裕介氏
  株式会社テクノ長谷    早坂 功氏


第1 号議案 平成15年度事業報告

 「全国地質調査業協会連合会に関する事項」、「対外関係に関する事項」については土生田副理事長が報告した。「東北地質調査協会に関する事項」については土生田副理事長のほか、担当の各委員長が委員会報告を行い承認された。


第2 号議案 平成15年度収支決算及び監査報告

 収支決算は事務局が、監査結果を監事が報告して、承認された。


第3 号議案 平成16年度事業計画(案)

 事業計画は、総務・技術・広報・情報化の各委員長が報告し、質疑応答の結果、承認された。質疑には旧態依然とした機械ボーリングの調査方法に対して、技術開発を促す方策要望が出されている。

第4 号議案 平成16年度予算(案)

 総額50,712千円の予算案を総務委員長が報告し、質疑応答の結果、承認された。主な質疑には、次のようなものがある。

1 )平成15年度決算額に対して技術委員会及び予備費の高騰について質問されており、技術委員長と総務委員長が説明を行った。

2 )過年度会費未収金に関する質問に対して、事務局長及び関係する理事が説明を行った。


第5 号議案 会費見直しについて

 平成12年度会費見直し経緯と決議事項に準じて会費を徴収しているが、会費徴収の算定基準となる調査方法に支障が生じてきている。この結果より、

(1 )協会からの調査に対して協力すること

(2 )会費の見直しは、秋の臨時総会に上程

が提案された。


第6 号議案 その他

 本来、2005年度の「技術フォーラム」は北海道での開催予定であった。しかし、諸般の事情から1〜2年繰り上げて、東北(仙台市)で開催することを要望されている。そのための企画委員会を立ち上げるので、実行委員会や各部会設置の場合には、ご協力をお願いしたい。


3.各種委員会に功労され、協会活動に尽力された方の表彰

 議事の終了後に、標記対象者である「協和地下開発株式会社 高橋豊氏」が表彰され、理事長から感謝状が授与されました。


 総会終了後は、懇談会に席を移して和やかに開催され、奥山理事長挨拶も後、橋本副理事長の乾杯発声で宴会となりました。賛助会員の紹介や各県の代表者が挨拶を行い、青森県代表の阿部理事は、秋の臨時総会が青森市で開催されることを紹介して、会員各位の来青をお願いしました。最後は土生田副理事長の中締めでお開きとなりました。

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